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2014 年 6 月 11 日

マンション選びのポイント

こんにちは、不安定な気候が続きますね。

今夏は冷夏だとの発表をうけ、暑がりの方は喜んでいるかもしれませんが、農産物の生育具合が心配になってしまいますね。

不作→高騰の図式はお約束です、農家の方は決して儲かっていないのに….

話題の農協改革、必要だと思います。

農協のみならず、仲卸等の面倒な中間介在システムの在り方も一緒に考えなければ、競争力のある生産集約型の農業は難しいですね….

さて、今日のお話しは、修繕積立金についてです。

マンション購入の際のチェックポイントの一つですのでしっかりチェックしましょう!

マンションに修繕が必要となった時、毎月積み立てている修繕積立金から補修費用を出すことになります。

なんでも安いに越したことはありませんが、安ければいいというものではありません。

月々の修繕積立金が安いということは、積立総額が少ないということで、今後工事をする際、

積立金だけで費用を充足できないということも考えられます。

では、万が一工事費用が足らないという事態に陥った場合はどうなるでしょうか?

下記の方法で解決するしかありません。

1.管理組合名義で金融機関から融資を受ける

2.マンションの住人で負担することになる

以前、工事費用が不足となり、所有者の一部負担を求められているマンションの売却依頼を受けました。

負担金額が、200万円超と非常に高額だったこともあり、そのエリアでは名の通った高級マンションでしたが、

成約に至るまでにかなり時間を要しました。

もちろん、修繕積立金の一部負担があることは、予め告知事項として説明しなければならないことです。

売却までに長い時間が掛かってしまった理由は、その負担金額が多いからというだけではないのです。

「今後、また同じようなことが起きるのではないか?」

「長期修繕計画自体に問題があるのでは?」

などと、エンドユーザーさんに不信感を抱かせ、購入意欲にマイナスの影響を与えてしまうこともあります。

その結果として、マンションの資産価値が大きく下落することにもつながります。

新築や築浅のマンションは、購入者の当初負担を少しでも減らすことを目的に、

意図的に安価に設定されていることがほとんどです。

修繕積立金の重要性を理解していない購入者にとっては月額の負担が少なくなるので、

購入当初はそれで問題ないでしょうが、管理組合側としてはいずれ値上げで対応せざるを得なくなります。

管理費と同様、安いからと喜ぶポイントではありません。

そのような背景もあってか、国土交通省が修繕積立金の目安額を示すガイドラインを公表しました。

前述のようなケース、工事費用が居住者から徴収した修繕積立金で賄えないという事例が多発しているからです。

今現在は㎡あたり200円程度が目安となっているということです。

皆様が購入しようとするマンションの修繕積立金が適正かどうか、判断する為の一助となればと願います。

マンション購入を検討される方は、

1.長期修繕積立計画と共に、修繕積立金総額が現在いくら貯まっているのか?

2.国交省公表のガイドラインにある目安と比較して、その金額が高いのか?安いのか?

上記2点を確認されることを推奨致します。

物件の善し悪しだけではなく、細かなところまで気を配ってください。

少し物件選びの目線が変わると思います。

今回ご紹介したポイントは、良い物件選びのほんの一部です。

当社では、お客様のニーズにお応えするため、幅広い専門知識を持ったスタッフが、 様々な角度から助言・提案致します。

ぜひ一度、当社にご相談ください。

マンダリンネットワーク株式会社

〒105-0022 東京都港区海岸1-6-1 イトーピア浜離宮910号

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