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スタッフブログ

2014 年 6 月 9 日

住宅ローンを組む際に

こんにちは。

ようやく雨が上がりましたね、各地で水害が出ております、お気を付けください。
本日のお話しは住宅ローンについての疑問点からです。

先日、お客様からこんな質問を受けました。

お客様『夫婦共有名義で家を買おうと思っています。共有名義の持ち分割合はどのように決めればいいのでしょうか?』

私『住宅の取得にかかる費用がいくら、それに対して誰がどれだけ負担するのかを計算し、その出資割合に応じて持ち分を決めるようにしてください。
キチンと計算しておかないと、どちらかに贈与があったと見なされてしまい、贈与税の対象になりかねません。』

すべて現金で購入するなら、話は簡単です。
取得価格が4000万円で、夫が自分の預金から1000万円出し、妻が相続時精算課税制度を利用して親から2500万円の贈与を受け、預金から500万円出したのであれば、夫1000万円、妻3000万円の持ち分。
夫の持ち分割合は4分の1、妻は4分の3になります。

住宅ローンを利用する場合には、頭金と合わせて、住宅ローンも誰がどれだけ負担するのかを明らかにしておかなければなりません。
夫婦別々のローンを組むときには、それぞれの借入額と出資した頭金を足して、持ち分を決めます。

ひとつのローンを夫婦で返済していくのであれば、年収に応じて負担割合を決めます。
例にあるように、夫が500万円、妻が300万円の年収で、3200万円のローンを組む場合で見てみましょう。

夫のローン負担割合は、夫婦合計の年収800万円の500万円分ですから、8分の5。
3200万円の8分の5の2000万円が夫のローン負担額になります。
一方、妻は3200万円の8分の3で1200万円です。

頭金800万円は夫婦それぞれの名義の預金から400万円ずつ出すとすれば、夫の持ち分は2000万円+400万円で2400万円、妻は1200万円+400万円で1600万円。
夫が5分の3で、妻が5分の2で登記すればいい計算になります。

当社では、ご購入の際の資金アドバイスなども行なっております。

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