不動産データを読んでみよう!
こんにちは、はっきりしない天気が続いていますね….
風邪をひいている方もの多くいらっしゃるようです、お体ご自愛くださいね。
さて、本日は不動産に関連するデータや数字についてです。
公示価格や路線価といった不動産の価格に関するものから、
売買事例などから作成したデータなどさまざまなものがありますが、
今回はオフィス空室率、新築住宅着工数といったものを見てみましょう。
賃貸オフィス仲介の三鬼商事が10日発表した東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の平均空室率は、
6月末時点で6.45%となり、前月より0.07ポイント下がりました。
12か月連続の改善で、2009年3月(6.05%)以来の低い水準です。
景気の回復傾向を受け、企業が広いオフィスを求めて移転するなどの動きが続いていることが背景にあります。
また、野村総合研究所は、2013年度には約99万戸だった新設住宅着工戸数が、
12年後の25年度には約62万戸と、約4割減るとの推計を発表しました。
人口や世帯数の減少や、住宅の長寿命化によるもので、
バブル崩壊後のピークだった1996年度(約136万戸)と比べると6割以上の減少となる見込みです。
14年度は、消費増税前の駆け込み需要の反動で約91万戸に減りますが、
15年度には、消費税率が10%に引き上げられることが見込まれるため、再び駆け込み需要で約95万戸に増えます。
ただ、その後はほぼ毎年2、3万戸程度の減少が続き、20年度は約75万戸になるとしています。
一方、住宅の平均築年数は13年度の21.8年から、25年度には26.8年と5年延びるとみています。
不動産経済研究所発表の2014年上半期(1~6月)の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)のマンション発売戸数は、
前年同期より20.2%少ない1万9394戸と、上半期ごとの比較で3年ぶりに減少しました。
減少率はリーマン・ショックの影響が表れた09年上半期(26.0%減)以来の大きさでした。
消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動減がありました。
ただ、14年上半期の物件が実際に売れた割合を示す契約率は78.4%で、好不調の目安となる70%を上回りました。
景気や消費者マインドにも大きく左右される不動産、
多少のタイムラグはあるにしても、データや数値から現在の経済状況がわかるようになっています。
経済番組や日経新聞を始め、民放のニュース番組や一般紙にも様々な不動産業界に関する情報が掲載されます。
ぜひ気に留めてみてくださいね、いろいろなことが見えてきますよ!
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